カテゴリ:2008年イタリア滞在記( 6 )

ナポリ滞在記7 パリへ

f0023069_14573220.jpg


ナポリ最終日の朝は早起きをして海を見に行きました。
ナポリの海も当分見納め。
今時期は春霞がかかってヴェスヴィオを拝むことはできませんでした。

f0023069_14582532.jpg


驚くほど静かな日曜日の朝。
もう帰ってしまうのかと思うと、ナポリの景色の一つ一つがいとおしい。

そしてこちらも飲み納め。
カッフェ・アッラ・ノチョッラ。
へーゼルナッツのフレーバーがはいったエスプレッソ。
普通のエスプレッソの2倍のお値段ですが、これがおいしいの。
イタリアの中でもカッフェがおいしいナポリ。これを飲まないと、ナポリも締めくくれません。

f0023069_14575819.jpg


カッフェの余韻が残るまま、ナポリからパリに向かう飛行機に。
ナポリを離陸するとすぐにナポリが恋しくなってしまった。
うるさくて人間臭いナポリに辟易することも多々あるというのに、どうしても憎めない街、ナポリ。

「トレド通り。そしてナポリの他のどんな場所も決して忘れないだろう。私の眼には比べるものの無い、世界で一番美しい街。」と、文豪スタンダールは、ナポリを発つ際に言ったのだとか。
200年も昔の人と私の感想は寸分もたがわず・・・・・・。

 感慨にふけっていると、機内サービスのコーヒーが配られる。
何気なく口に含むと、うわ~~~って叫びたくなるほどの不味さ!
カッフェの余韻も感慨もどこへやら。
このまずいコーヒーが私のパリのドタバタ滞在の始まりになるとはね!

パリの滞在のお話はレッスンのときに。
ブログには敢えてUPいたしませんね。

パリでお料理を習った時の様子を、現地のコーディネーターさんが詳細にレポートしてくださいました。
それを私のパリ滞在記に代えて。
そのブログはこちらから。
写真をクリックすると大きくなります。
[PR]
by buonaforchetta | 2008-03-28 14:59 | 2008年イタリア滞在記

ナポリ滞在記5 庶民派フードも忘れずに!



 ナポリの楽しいところは、ちょこちょこっと小腹を満たすお手軽な食べ物がおおいこと。
かしこまったお店に入らずとも、店先のガラスケースにいろいろ魅力的な食べ物が並んでいます。

f0023069_18474870.jpg


まずはアランチーニ。
丸いタイプはたいていBIANCOといって塩味のライスコロッケ。釣鐘型のアランチーニは別名スッフォリといってトマトベース味のもの。
少し温めてから紙ナプキンに挟んで渡されます。
どちらもおいしいのですが、食べれば食べるほどうまみのあるBIANCOの方が今のところ私のお気に入り。ただし、爆弾みたいにでかいです。
その他、揚げ物系ですとコロッケ、マカロニグラタンコロッケ、ピッツァ・フリットetc・・・。
さまざまな揚げ物がケースにぎっしり。
揚げ物が多いのはナポリの特徴であったりします。というのも、ピッツェリアが多いナポリ。
ピッツァが焼けるのを待っている間に、手間がかからずさっと出せる料理・・・、ということで揚げもの料理が盛んになったそうな。また、余ったピッツァ生地をうまく利用したサイドメニューも多彩です。

f0023069_18472840.jpg


だけど・・・・・・、直径40cmはあろうかというピッツァを一人で食べなければいけないその前に、揚げ物だの、さらにパン料理はきついと思うのです。さすが、ナポリっ子。真似できません。


同じピッツァ生地でタルトを作る料理も豊富にあります。
〇×のpizzaという名前にそそられて注文すると、あれ?トルタ・サラータ?なんてことが多々あります。PIZZAという単語がカバーする範囲は広いと思った方がいいでしょうね。
PIZZAと名前がついているものの、パイ生地で作ったナポリらしいトルタサラータがこちら。
総菜屋さんでグラム売りしてくれます。毎日チェックしていると日替わりでいろんな具が詰められて売られているのに気づきます。
私は毎日写真を撮って、今後の詰め物の参考に・・・と勉強させていただきました。
料理の勉強はレッスンのみにあらず!街角、スーパーなどにも料理のアイディアはあふれています。

f0023069_18503021.jpg



中でも私のお気に入りがこちら。
pizza di scalora e friarierri
ナポリっ子が大好きな野菜、スカローラ(エンダイブの一種。生だとすごく苦い)とフリアリエッリ(ナポリの菜の花。日本の菜の花に比べて固くえぐみがある)を詰めこんだトルタサラータ。
マリーサにはピッツァ生地で作る方法を習いましたが、パイ生地も結構いける♪

f0023069_18504750.jpg


また、お菓子の誘惑もあります。
お菓子屋さんに入らずとも、これまた路面のカウンター越しで買えちゃうのがキケン(笑)!
私の愛するババ・・・・の巨大児バージョンババローネ(ドでかいババの意)。
ババはサバランにラム酒をたっぷりふくませたナポリ菓子です。本気で酔いそうになります。
う~~ん。何人分??


f0023069_18511991.jpg


こちらは対照的にババリーニ(ちびっこババの意)
かわゆい。

f0023069_1932055.jpg


店頭でババを頼むと、プラ皿にボンッと載せてさらにプラフォークをババに突き刺して「あいよっ」てよこされます。人が往来するなか、立ち食い状態でババを食べさせられます。
お部屋でゆっくり食べたい時には「porto via」とか「sachetto!」と言えば何かしら包んでよこしてくれますのでご安心を。
いつかレッスンでもやりたいババですが、強烈アルコールなため未だ躊躇しております。。

ホールではなかなか買えないお菓子も切り分けて売っているお店もあります。
ぜひ、ナポリの銘菓を一口づつ味わっていただきたいものです。

f0023069_1945078.jpg


f0023069_195599.jpg



ナポリ菓子がずらっと並ぶ朝食をとり、ランチは、デリや揚げ物屋をはしごし、夜はナポリの八百屋や魚屋で買った食材を料理する・・・・という生活をそのうちしてみたいなあと思うのです。
しかし、マリーサ先生の誘惑にはかなわず、アパートを借りるのを断念してついついホームステイをしてしまう私なのです。
[PR]
by buonaforchetta | 2008-03-13 18:52 | 2008年イタリア滞在記

ナポリ滞在記4 ルア・カタラーナ

f0023069_16205982.jpg


 レッスンにご参加の方はすでにご存じかとおもいますが、銅のキッチン雑貨が好きなのです。
イタリアのおうちには多かれ少なかれ、必ずと言っていいほどアンティークな銅鍋やツールが壁にかかっているものです。
そんなキッチンに憧れて、私もイタリアに来るたびに少しづつ買い求めています。
(各方面で収集癖あり)

ナポリのとあるお宅で、迫力満点の銅製品のコレクションがキッチンに飾ってあるのをみせていただいたことがあります。
「こんなの欲しいな。どこに売っているの?」と聞くと、
「ルア・カタラーナなら揃うから言ってごらん」
と教えられたのが始まりで毎年、ナポリに来ると足しげく、ルア・カタラーナというナポリの下町エリアに足しげく通っています。

場所は、ホテル・ジョリーから一本入ったところ。
ナポリのどこからでもわかる超高層ビルなので、そこまでたどり着くのは簡単。
ホテルの前に集う観光客はどこへやら、ルア・カタラーナに足を踏み入れるとナポリっ子しかいないディープゾーンです。まだまだメジャーな観光地ではなく、立ち入るとジモティに不思議そうな顔をされます。
 ここのエリアではいつも心地の良い金属を金づちでたたく音が聞こえてきます。
初めて訪れた時は、銅製品がわんさかの骨董品街をイメージしていたのですが、実は板金工、銅・ブリキ、鉄の加工職人が多く集う街だったのです。

f0023069_169637.jpg


f0023069_1692583.jpg


ややもすると殺風景になりがちな勤勉で無口な職人が集うエリアですが、ふっと上をみあげるとほほえましいオブジェがこんなに。
(背景がすべてお洗濯ものなのはご愛嬌)

f0023069_16212760.jpg


f0023069_16254320.jpg


f0023069_1625597.jpg


各職人たちが腕を振るった該当やオブジェの数々。
それに、ちょっとしたアーティスティックな作品も店の入り口に飾ってあったりします。

f0023069_16292587.jpg

 ハウルの動く城に出てきそう。

f0023069_16294080.jpg


職人たちの金づち音をBGMにこんなアート観賞いかがでしょう?
(口を開けてみていると、スクーターがきてバックをさっ・・・てことがないように注意!)

上を向いてキョロキョロ、横を向いてきょろきょろしていうるうちに、お目当てのお店へ。
私のお目当ての物が売っているのはこのエリアで一店だけ。
いつも、歯の抜けたおじいちゃんが店番をしていて、一瞬入るををためらう怪しげな(?)店です。

f0023069_16465564.jpg


しかし、一声かければ、きさくなナポリっ子のこと、「見ておいき」と快く招き入れてくれます。
洞窟のような暗い店内にアンティークからガラクタまでぎっしりと・・・・・。
いつもはおじちゃんが一人、ポツネンといるだけでどうやって食っているのだろうと想像をかきたてられていたのですが今日は珍しくお客さんが。

f0023069_16474135.jpg


それなりに需要があるみたいでホッとしました。ちなみに朝の7時からやっているこの店。
誰がこんな時間に買い物に来るの・・・??
ほんとのアンティークはいいお値段がするので、今回は飾り物用の雑貨を数点お買い上げ。
おじいちゃん、また来年くるからね♪

ルア・カタラーナの入り口はこちら。
素敵なランプがお出迎えです。(右端に映るのがホテルジョリー)

f0023069_16515979.jpg


f0023069_16521674.jpg


魔女の宅急便の看板にできそう♪
[PR]
by buonaforchetta | 2008-03-10 16:53 | 2008年イタリア滞在記

ナポリ滞在記3 スパッカ・ナポリ

 数年前、ナポリの近郊の街、ソレントに数週間滞在し、料理を学んでいた時期がありました。
当時からナポリに憧れとそして恐怖を抱いており、ほんの少しいけばあそこがナポリなのね・・・と羨望のまなざしでソレントの海から遠くに見えるナポリを見つめていた時期がありました。
 ここでナポリ出身の人と知り合い、「ナポリに行ってみたい。そして、スッパカ・ナポリにいってみたい!」とこぼしました。すると彼は「あ、スッパカじゃなくて、スパッカね。あそこは危ない。一歩踏み入った瞬間、後ろからオートバイがやってきてバッグをかっさらっていく」
というのです。ナポリとはいったいどんな街なのか、そしてスパッカ・ナポリって・・・、と想像を掻き立てられたものです。


 このヘンテコなスパッカ・ナポリとはイタリア語の動詞spaccare(スパッカーレ):真っ二つに切る、という意味から来ており、上から見るとわかるのですが文字通りナポリを二つに分断する通りがあり、その周辺をこう呼んでいるわけです。
 ナポリの情緒あふれる下町エリアです。

f0023069_19532250.jpg


 スパッカ・ナポリの一番分かりやすい入口は、ジェズ・ヌォーボ教会です。
一見簡素なつくりに見えますが、中に入ると壮麗なバロック様式の豪華な内装に圧倒されます。教会は入ってみないとその真価が分からないものだと、つくづく思います。入るとすごい教会、イタリアにごろごろあります!
このジェズ・ヌオーヴォ教会とサンタ・キアラ教会に挟まれた通りが観光のハイライトになります。小狭い通りに商店や民家、洗濯物がひしめき合っています。

ナポリの洗濯ものの干し方には時折、哲学や美学さえ感じ入る時があります。
人さまの洗濯物を激写するなんて、失敬。

f0023069_201172.jpg


とまあ、こんな景色が通りのあちこちに情緒深くあるのです。

最近は観光地化も進んで、お土産屋さんも増えてます。しかし、他の町のお土産やとは一緒にしてはいけないのがここ、スパッカ・ナポリ。
なんたって、ナポリの中でも濃ゆい男がいっぱいいるからです・・・・。
ちょっと入って小土産ものを買おうものなら、オニイチャンにオッサンにいろいろ寄って来て、なかなか店から出してくれません。引き留めるために、
「チョコレート食べてきなよ!」「リモンチェッロ、いっぱいどう?」などなど。金額の多少にかかわらず、タダ飯によわい私は「では・・・」といってご相伴に預かり、しばらく店でナポレターノの話相手になってしまうのです。

f0023069_1954874.jpg


 

 買い物するにはわけがあって、私の大好きなナポリのメーカーのパスタを買うためなのです。ナポリ市内でもなかなか売っていないパスタで、毎回ナポリに来るたびにこの熱いナポリ男がいる界隈で買い物をするわけです。このエリアだと安く帰るしね。


f0023069_201572.jpg


スパッカナポリのもう一つの顔は、プレゼピオを作る職人街。
プレゼピオとは、キリスト生誕の様子を模したジオラマで、ここナポリでは特に素晴らしいプレゼピオを見ることができるのです。
スパッカ・ナポリには大きいプレゼピオや、炎が揺らめくしくみ、水が循環するものなども作っていて、いつ見ても見あきることがありません。


それから大好きなプルチネッラ(ナポリの道化師。今度詳しくご紹介)も同じ職人さんたちが作っています。
私のプル・コレを増やすため、毎回ここを訪れてはかわいらしいプルチネッラを探し回るのも楽しみの一つなのです。
プルチネッラ大好きな私にとってはこの界隈はまさに天国。ドーパミン出まくります。
いつも「おお、これは!」と思うプル揃えの店が一軒あります。しかし、不可解なことに本業は総菜屋(笑。便乗商法ってやつです。どうしても欲しいので、店に入って代金を支払おうと思うのですが、ここのおやじも曲者。
「お~~、ボクのアモーレ、帰っちゃだめだ。ここにいておくれ~~~」
と毎回もんのすごいのです。店を出ようとすると涙目で懇願するのです。
なんなんだ!?
「チャオチャオ、またね~~」って店を何とか出る頃には、手にはトウガラシ型のキーホルダーをにぎらされ、口の中にはモッツァレラ(これが激ウマ!)を詰め込まれています。
もちろん、おやじのおごりですが♪

f0023069_19141520.jpg


そんなこんなでスパッカ・ナポリを歩くと否応なく(?)おなかがいっぱいになりますので私は毎回小腹を空かせてからここへでかけます(確信犯)。

え~、本日の釣果。
水牛のモッツァレラ、リモンチェッロ 2杯、チョコレート、3ユーロおまけ、キーホルダー。


こんなコテコテナポリ男が、このスパッカ・ナポリの一番の主役なのかな。
ちなみに、スパッカ・ナポリは常時警察がパトロール巡回しているので安心(?)です。
[PR]
by buonaforchetta | 2008-03-08 19:50 | 2008年イタリア滞在記

ナポリ滞在記2 ナポリの週末

f0023069_1524125.jpg


 物騒だとか危険だと言われるナポリ。
だけどそれはごく一部の地域だけで、チェントロ(中心地)はそんなことはありません。
むしろ、数年前に行われたサミットを機に、ナポリの街は安全に生まれ変わっているといっても過言ではないのです。(変わったのではなく、変わっているのね。あくまでも現在進行形)
 相変わらず道路はこ交通渋滞が激しいのですが、週末のチェントロ、Via Toredo(トレド通り)は交通規制がひかれて、歩行者天国となります。ここはナポリのメインストリート、日本人の大好きなおなじみブランド店はないにしても、イタリアのドメスティックブランドの洋服、バッグ、紳士服店などが軒を連ねるおしゃれな通りです。イタリアのモードが感じられ、ウィンドウショッピングをしているだけでも楽しい気分に浸れる場所です。

 ちなみにマリーサのお家はこの通りを一本入ったところ。つまりナポリの一等地にお住いなのですわ。

平日の夕方でも、人々が連れ立って繰り出してくるのですが、なんといっても賑やかなのは土曜の夕方。夜の帳が下りはじめるちょっと前の時間、私もここをそぞろ歩きするのが大好きなのです。
「今日はなにかお祭りでもあるのかね?」と思うくらい、家族連れやカップルが通りを歩いているのです。もちろん、お祭りなんかはないんですが、週末、こうやって街を散歩するのが家族にとっての憩いの時間なのでしょうね。
そんな幸せいっぱいの週末には、いろんな風景を目にします。
 


大道芸人を不思議そうに眺める子

f0023069_15244943.jpg


動かない系の大道芸人はここの通りに毎日いますが、週末になるとグンと数が増えます。
チップを箱にチャリンと入れてやると、ぎこちなく動いてビラやTOTOの申し込み用紙などを手渡してくれます(あんまりいらないけど)。
しかし、ナポリの大道芸人はイマイチで、ローマ・スペイン階段あたりにいるのなんかは、瞬きもせず、ほんとの銅像かと思ってしまうくらいカンペキです。


ウンベルト1世のガレリア入口

f0023069_15251996.jpg


ナポリのアーケード前です。規模はミラノのそれに負けますが、美しさは引けを取りません。
中国顔負けのニセキャラクターの風船売りやお土産のキーホルダー売りが入口を陣取っています。

綿あめやさん

f0023069_15254255.jpg


f0023069_1526043.jpg


イタリアでも綿あめってあるんですよ。
私は食べたことないのですが、けっこういい年の人なんかも買って食べています。
賑やかな人どおりのあるところで綿あめ屋なんかがいると縁日の気分です。


f0023069_15264077.jpg


マリーサの家から人の流れに身を任せてゆっくり歩いて行くと、終点はプレビシート広場に出ます。急に開けて、さっきまでは人がいっぱいだったのに急にシンとした雰囲気になります。
イベントがあったのでしょうか、電飾が巻かれてハデハデ教会。
この広場はなんと10年ほど前までは、市民の駐車場として車がびっちり止まっていたというのだから驚き。
それにしても、右脇に映っているオッサン。どうしてもフレームに入ってしまう。陰にいる彼女と別れ話でもめていました。家でやれ!!


教会の向かいは旧王宮があります。

f0023069_1527499.jpg



かつての為政者たちの居城の前では、夕刻、地元っ子たちが、サッカーに興じていることが多いです。マンマがその間にオイシイごはんを準備してくれているのかな。

日本のような公園や運動場のようなスポーツをするために確保されたスペースというのはイタリアには少ないので、子どもたちはちょっとしたスペースやこういった広場でサッカーをするわけです。イタリア人は自慢げに「イタリアがサッカーの国なのは、子どものころからこういうところでプレイしているからうまくなれるのさ」とこういいます。

f0023069_15273079.jpg


プレビシート広場を過ぎると、歌にもあるサンタ・ルチア地区。海岸沿いにでるのですが、ここから先は夜になると人どおりがめっきり減って一人歩きするにはちょっと怖いので引き返しましょう。海の眺めは昼間のお楽しみに。

ひきかえしてすぐ、プレビシート広場の隣には超老舗・高級カフェのガンブリヌスがあります。
立ち飲みなら、他のカフェやバールとエスプレッソの料金は一緒なので、ここで1,2杯は引っかけたこともありますが、いつかはテラスでこんな風景をみながらゆっくりカフェとナポリ菓子を味わってみたいものです。
なにせ、実は小心者なので、いったい座ったらいくらとられるのかわからないので嫌だし(と言っても立ち飲みの3~4倍くらいだと思うので払えない額ではないのですが)、どうせ席に着くなら、話相手の一人もいないと格好もつかないのでね。いつかえなりくんや仲良しのお友達とナポリに来た時の楽しみに取っておきたいと思います。


 こんなそぞろ歩きをすると小腹が減ってきます。
そんなときには、トレド通りにある「ピンタウロス」へ。
ナポリ銘菓のスフォリアテッラを一番最初に商品化した歴史をもつ、由緒正しいお店です。
小心者の私にも安心価格。他にも、量り売りでナポリのコテコテの伝統菓子が年中手に入ります。

私のおともはこちら。

f0023069_1528899.jpg


ナポリのタラッリ。
アーモンドと黒コショウがたっぷり、ラードで練った生地がサクッと香ばしい乾パンです。
プーリアのオリーブオイルの味がこっくりしみたそれとはまた一線を画しています。



そんなこんなの所要小一時間のお散歩。
ナポリっ子ではない私にとっても心穏やかになれる美しい週末です。
[PR]
by buonaforchetta | 2008-03-08 14:56 | 2008年イタリア滞在記

ナポリ滞在記1 マリーサ近況

f0023069_20421666.jpg


4か月ぶりのナポリ!
エールフランスでパリで乗り換え、やっと着いたナポリの空はからっと晴れていて、空気が緩んでいた。郡山から着込んできたコートはナポリには不似合で、コートは小脇に抱えて、スーツケースをピックアップし到着ゲートを出た。
 おそらく遅刻してお迎えに来てくれるだろうと踏んでいたのだけれど、ゲートを出るとすぐにマリーサの姿を見つけることができた。あれ?時間通り。お迎えに来たはずのマリーサは、隣にいたおばさんとの話に興じていてこちらに気づかない。オイオイ、何しに来たの。
「マリ~~~サ~~~~!!」と大声で叫ぶと、マリーサもわ~~~っと駆け寄ってきてくれて歓迎してくれた。前回、1年ぶりのナポリ、マリーサとの再会は涙が出るほどのももろもろののだったが、今回はたった4か月のスパン、「久しぶりだね!」と軽い挨拶とバーチョを交わすと、私もマリーサも、かえってそれ以上にお互いの不在を語り合うのも照れくさかった。
「さあ、買い物するわよ!」と私のスーツケースをぐいぐい引っ張って車に戻るマリーサは、いつものマリーサで、私もすっかりナポリにずっといたかのような感覚に落ちていった。
大袈裟な再会もお別れも私は苦手なので、すぐ自然体に戻れたのがうれしかった。

f0023069_20425665.jpg


 私をピックアップしたその足で、お魚、野菜、パンなどをそれぞれの店で買いこみ、さっそくレッスン。やわやわのニョッキに、ナポリのトマト・ポンマローラで煮込んだえびのソース、仕上げにルッコラをちらしていただく、マリーサらしさが詰まったお料理でお出迎え。
普段ニョッキが嫌いな私もおかわりいっぱいしました♪

f0023069_20433624.jpg


そんなお料理を皮切りに、今回は絶品ドルチェに、パン料理をいっぱい習いました。
1月のズゴンフィオッティにはまってしまい、ナポリのパン料理をもっと知りたくて、あれこれ教わってきました。ナスを巻き込んだマリーサのオリジナルロールに、ナポリ野菜、フリアリエッリやスカローラを詰めたピザ、そして、今の時期、復活祭には欠かせないカサティエッロという具だくさんのパン。
しかし、最近、胃が小さくなったのか、昔ほどガツガツ食べられなくなり、マリーサに「ちょっとしか食べない!」と不満を漏らされ、胃痛と闘いながら頑張って食べてきましたよ。

私が滞在していた週は、イタリア全土の音楽の祭典「サンレモ」が連日TVで放送。
レコ大みたいなもので、日本と違うのは、エントリーした歌手が1週間入れ替わり立ち替わり歌い続け、最終日に勝者が決まるというもの。何十年という歴史のある賞らしく、毎晩9時にはTVの前に全員集合。

f0023069_20441038.jpg


マリーサ・・・・、踊っちゃってます♪
気分がいいと私も踊りました。ラテンのお国にいると自然と踊れるものです(笑。

 今回は、料理の勉強も大切でしたがマリーサに会いに来た目的もあったので、わりとゆるく、のんびりした滞在ができて満足でした。
習ったお料理は今後のお料理教室に登場しますのでおたのしみに~~。
[PR]
by buonaforchetta | 2008-03-07 18:25 | 2008年イタリア滞在記