プーリア秋のうまいもの祭り

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 今回の滞在で最初に向かったのはプーリア。
毎年お世話になっているトニーノ宅には今回日帰りで一日だけお邪魔しました。
 トニーノは、あんなに渋っていたのにもかかわらず、煙草をきっぱりとやめて、その代わりに(ごはんがおいしいらしく)8キロ太ってすっかりパパらしくなっていました。エプロンの紐もパツンパツンで苦しそう。
「俺の人生かわったよ」とつぶやいていました。

子供たちも1年みないまにおおきく、かわいく育っていて、幸せな感じがつたわってきました。
来るたびに、イヌネコが増えている気はしたのですが、とうとうロバまで飼いはじめてしまったもよう。
わんにゃん王国はすでに達成しており、ムツゴロウ王国in PUGLIA完成も間もなくです。

こどもたちがろばにいたずらをしてけしかけるものだから、私がなぜかろばに追いかけまわされ、オリーブ畑を全速力で逃げ回る羽目になりました。
子どもの相手は体力勝負でたいへんですので、半日でおいとま、宿泊はカロヴィーニョのMAKIさんのお家にお願いしました。


マンマもパパもお変わりなくお元気でほっと一安心。
今回もマンマがあれこれとおいしいものをいっぱい作ってくれました。

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今の時期しか食べられない、ほんとに超期間限定のオリーブ炒め。
オリーブの生の実をオリーブオイルで炒めて塩をかけたものを熱いうちに食べるんですが、とろける果肉、ほんのり感じられる苦み、口に広がる良質の脂肪の香ばしさ・・・・と今思い出してもよだれが出てきそうな半端ないおいしさで、塩水漬けのオイルとは一味ふた味どころか、百味千味ちがううまさで、それとは完全に別物です。
ただ残念なことにどのオリーブの実でもこのお料理ができるわけではないらしく、決まった品種のようです。
それを突き止めて、日本で栽培しようともくろんだのですが、パパマンマに聞いても品種は知らないらしく、「ダレソレのあそこの畑のあのオリーブはいける」という超ローカル情報を元に彼らも入手しているそうで、ほんとにレアな食べものでした。玉砕覚悟で、えなりくんの会社になっているオリーブの実でためしてみようかしら?

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それから、キノコも旬でした。娘さんがキノコを大量に持ってきたので、プーリア版のキノコ炒めの作り方を教わりました。
袋から出てくるキノコは、いろいろ混じっていて、笠が赤くて白い点々のついたキノコもあり、一抹の不安を感じながらの調理となりました。
イタリアでも毎年毒キノコで死ぬ人が数人はいるらしく、「おんなじ見た目でにおいもおんなじだけど毒キノコっていう場合もあるから判別がむずかしいのよ、キノコは~」と真顔で語るマンマ(マンマは冗談はいいません)がそのグツグツ鍋をかきまぜている姿は秘薬を作っている魔女のように見えてしまいました。(たぶん、毒キノコを食べて神経が麻痺していたんでしょう・・・・笑)

ま、そういうことがないようにイタリアにはキノコマエストロ(ほんとの名称は知りません)なる、資格があるそうで、専門知識、毒キノコの判別などの試験をパスしたマエストロに素人さんは山で採ってきたキノコを見てもらうのだそうです。今回のこのキノコも、マエストロのお墨付きらしいから大丈夫!?
 
その直後に「ハイ、お味見」とキノコがこんもりのったスプーンを差し出されたのですが、「マンマ、お先にどうぞ」とお返ししてしまいました。どうやら大丈夫だったみたいなので私もお味見。ペペロンチーノが利いてはいますが日本のキノコ炒めと似たお味でした。

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それからそれから、秋の食べ物というわけではないけど、珍味ランパッショーニというアイリス系の球根を初試食。茹でて水でさらしてあく抜きをするんですが、それでも苦くて大変。
初めてランパッショーニを食べる人間の反応を見るのが楽しみならしく、マンマもニヤニヤしていました。
苦いけど、美味し。日本でだれか栽培してくれないかな?

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マンマのお得意の粉モンもたくさんいただきました。
セモリナ粉入りのニョッキとか、他に生地にジャガイモが入ったフォカッチャ・リピエノのは最高でした♪♪
う~、今でも食べたいわ。

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食べたいものはたくさん、だけど後ろ髪を引かれつつ、満腹の胃を抱えながらプーリアを後にし、陸路でナポリへと向かうのでした。

 
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by buonaforchetta | 2009-10-25 17:36 | 2009年 イタリアツアー&滞在記
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