2009年冬 イタリア滞在記6 愛しのアマトリチャーナ

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 心の濃い人、フランチェンに別れを告げて長距離バスでローマへ。
カラブリアからローマまではバスで6時間!へき地脱出は大変困難。
久しぶりに戻ってきたローマはいつになく大都会に見える(笑)


ローマではルイーサ先生のおうちにお世話になることに。
指定の広場にたどりつくと見計らっていたかのようにルイーサが登場。

それもそのはず、この広場に面したパラッツォにお住いの彼女はベランダから私がタクシーを降りるところをみて降りてきたらしい。広場にはバス停、ローマ・テルミニ駅まで15分という好立地。都会、大好きだ~!

私が使わせてもらった部屋も広場に面した素敵なお部屋。
観光地ではないのでがやがやしているわけでもなく、かといって完全な住宅地で家しかないというつまんないロケーションでもなく、下町でもないのでゴミゴミした感じもない。
適度にお店やバールがあってローカル感はただよわせつつローマのチェントロ(中心地)から離れていないという最高のロケーション!
もしローマに住むならこんなことろがいいなと思ってしまうくらい。

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到着して小一時間ほどしてからさっそく料理レッスンのはじまりはじまり。
到着日と翌日曜日はルイーサが事前に準備した材料でのレッスン、リクエストは月曜以降にということになった。日曜日は大方のお店が閉まってしまうため、お料理をするなら土曜のうちにお買い物をしておかなければならないのがイタリア。それが首都であっても変わりはないのだ。

事前にリクエストを出していなかったので、ルイーサが提案してくれたメニューはすでに履修済みのローマの伝統料理が中心だった。ローマでは今までに数人の先生にお世話になっていたので、ローマ料理は当然たくさん習っていたこともあり少し残念~な思い。

が、しかし、ルイーサの作るローマ料理は今まで習ったものと違っていて、ひと手間ふた手間をいれて料理をしているため今まで、こんなものかな・・・と思っていたローマ料理がおいしくてしかたない。

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私がローマのレストラン等で善し悪しを判断する際のバロメーターになっているのは、アマトリチャーナ。
グアンチャーレという豚のほほ肉で作るハムとトマト、ペコリーノロマーノで仕上げるシンプルだけど難しいパスタ。以前、ローマのパッとしない場末感が漂う店で期待もせずにオーダーしたアマトリチャーナが信じられないくらいおいしくそれからすっかりアマトリチャーナのとりこに。しかし、今だにトラットリアSのアマトリチャーナを超えるものは見つからず、そしてそれをおいしく作ってくれるローマのマンマに出会えないでいたのだが、ここにきてやっとSの味に肉迫するアマトリチャーナを口にする事ができた!
初回のレッスンがこのアマトリチャーナであったため、いやがおうにも月曜以降のレッスンに期待が高まる。

こちらのひよこ豆のパスタも、嫌っていうほどいろんな方に教えてもらったけど、ルイーサのは隠し味を入れて仕上げるので今までに食べたことがないくらいに個性的で新鮮なお料理に仕上がっている。

聞けば、料理は好きで、常に料理本・料理雑誌で独学で研究を重ねてきたというルイーサ。
そのお料理好きを物語っているのがフライパンの数(笑)
フライパンが大小合わせて15個近くある。ものによっては同じサイズのフライパンが3個も。
フライパンが壊れた時に同じサイズのものがすぐに買えないと非常にいらだたしい思いをするとのことでフライパンが安売りしているととりあえず買ってしまうのだとか。フライパンはそうそう壊れないと思うのだけども・・・。滞在中に何度か激安フライパンを見かけ、そのたびにルイーサが「おおっ!」と反応を示し、そうなると私が「ルイーサぁ、いっぱいあるよね~。いらなくない?」とたしなめる場面が多々。
そんなわけで私の滞在中にフライパンは増えていない。

また彼女は大変なものもちで、天井いっぱいまであるパントリーの棚にはなだれ落ちてきそうなくらい粉やパスタがぎっしり。ハーブティーの種類はン十種類。
ここの家なら1カ月弱は籠城できそうだ。

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さて、月曜日からはどんな料理を教えてもらおうか。
カラブリアではついに見なかった肉塊にかぶりつきながら、次の食べることを考えるエンドレス食いしん坊。
こんなのだから、ローマに来てもカロリー消費をする暇がない!
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by buonaforchetta | 2009-03-06 17:57 | 2009年冬 イタリア滞在記
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